韓国初のHigh Strength / Intermediate Modulus炭素繊維の開発に成功
TANSOMEⓇ |
|
エネルギーの効率的な利用に対する関心が世界的に高まる中、軽量化を実現する中核素材として注目されているのが炭素繊維です。炭素繊維は、炭素の含有量が92%以上の繊維素材で、鋼鉄より密度は1/4と低いながらも10倍以上の高い強度を持つ最先端素材です。
暁星が韓国で初めて開発に成功したHigh performance gradeの炭素繊維「TANSOMEⓇ」は、High strength grade(引張強度5.5 GPa、弾性率250 GPa以上)と、Intermediate modulus grade(引張強度5.5 GPa、弾性率290 GPa以上)から構成されています。これは、全世界需要の70%以上を占める中核のGrade製品で、航空や各種産業分野及びスポーツ · レジャーなど様々な分野で活用されています。
暁星は、毎年12%以上成長しているグローバル市場の需要増加に合わせ、現在年産2000トン規模の生産能力を次第に拡大していく予定であり、2020年までに業界最高レベルに躍進することを目指しています。